最強バトルの人 / 第27話

第19話 宴会!

宴会楼・大怒号《だいどごう》 「ヘェェエエ゛イ゛お゛待゛ちぃぃィィイイイイャァァァアアァー!!!!!!!!!!!」 ギャァァァアアアアアアア!!! ッドンッッ!!!!!! 羊肉ゥ! 豚肉ゥ! 牛肉ゥ! 鶏肉ゥ! 豚足ゥ! 丸鶏ィ! 焼豚ゥ! 肉団子ォ! 餃子ァ! 春巻ィ! 焼売ィ! 魚ァ! 海老ィ! 蟹ィ! 卵ォ! 豆腐ゥ! 青菜ィ! 山盛りの白飯ーーン!!! 目の前に置かれた大・大・大量のご馳走を見て、少女は目をきらっきら輝かせた。 シャオ「これ、ぜんぶたべていいアルか!?」キラキラ 火鍋「がっはっは! 飲めー! 食えー!」ゴキュッ ゴキュッ プハーーーーッ ドウ「ろ、老師! これはどういうことですか!?」 ドンッ 火鍋が老酒をビールのようにジョッキで飲み干し、ドウに答えた。 火鍋「いったろ? テメーの腕立て5000回記念の宴会だろうが。がっはっはっは!!」 シャオは箸を片手にダイソンの掃除機のように飯を平らげている。 ドウは白米を片手に、青菜の炒めものを摘んだ。 ドウ「老師! 失礼ながら、5000回は次の修行をはさむとの話では?」パクパク 火鍋「あ? ちょっとした喜びがねーと気合い入んねーだろーが」グビグビグビ ドウ「なるほど!」パクパク 「……しかし、老師。カネは、あるのでしょうか」パクパク 火鍋「がぁーーはっはっはぁ! んなもンあの四天王野郎共に全部ツケるに決まってんだろうが!」 「あいつら俺に負けてるからな! 拳法家が勝負に負けたら当然だ! がぁーはっはっは!」 ドウ「そうですよね! そのとおりです!」パクパク     ギャァァァアアアアアァァ…… * 宴会はまだまだ続く。 ドウ「ところで、老師! 以前、シャオに会わせたい人がいるとのこと、詳しく聞かせてもらえますか!」パクパク 火鍋「あぁ、あのばあさんはなぁ、めちゃくちゃ飯がうめーんだ。それに昔――」スー シャオ「めしアルか!? はやくあいたいアル!」モッシャ モッシャ 火鍋「まあ待て。俺の考えでは、また刺客が送られてくる。今のお前らと、かなりシブくも全快じゃない俺では、道すがらやられちまうだろ」ハァー ドウ「たしかに! む! この餃子うまい! 具は何が入っているのだろうか……!」 シャオ「白菜と豚に、エビも入ってるアル」ゴックン ドウ「なるほど! エビとは、恐れ入った……!」 火鍋「何ィ! 俺にもよこせ!」     ギャァァァアアアアアァァ……   ギャァァァアアアアアァァ…… * 火鍋「何ィ! おまえら、兄妹じゃなかったのか!?」 ドウ「はい」ズルズル シャオ「はいアル」チュルチュル 火鍋「へぇーー、ふぅーーん、あ、そーーーぉ」グッ グッ グッ ドンッ 火鍋「……俺だってなぁ、昔は、見るも麗しき御令嬢と、甘いスイートなご関係をよぉ……」シクシク シャオ「なにないてるアル」チュル? ドウ「? わからん」ズルズル ギャァァァアアアアアァァ……    ギャァァァアアアアアァァ…… * シャオ「修行のほうは、どうアルか?」チュルルン ドウ「ああ! 10000と聞いた時は全身の血が凍るほどだったが、今の俺ならきっとすぐたどり着くだろう! 待っていろ、シャオ!」カチャカチャ 火鍋「いっぱい食えばもっと力つくぞ。肉食え、肉」スイ ドウ「……! これは! みるからにジューシーな当たりの焼豚!」 シャオ「ずるいアル、私にも当たりほしいアル」プー 火鍋「がーはっは! 食え食えー!!」ガハハハ ギャァァァアアアアアァァ…… * ドウ「……それでは、老師にも勝つことのできぬ相手がいるということですか!?」ハフハフ 火鍋「あ゛ぁ――。あんまりアイツの話はしたくねェ……。唯一、頭が上がらない相手だ」スパァ…… シャオ「ウーミンより強いアルか?」モリモリ 火鍋「俺もウーミンのことなんて知らねぇぞ。ただ、あのばぁさんなら……」モクモク シャオ「めしのうまいばぁちゃんアルか!? はやく、はやくあいたいアル! ハゲ! はやく10000行くアルー!」ユッサユッサ ドウ「そそううだだなな!! おおれれももははややくくいいちちままんん」ユッサユッサ 火鍋「揺さぶり過ぎだぞ」ガハハ     ギャァァァアアアアアァァ…… * シャオ「この前、山で変なやつに会ったアル」ズルルルル ドウ「なに! 変なやつとは?」バクバク シャオ「なんか、目が細いのに開いてるって言いはってたアル。怪しいから多分、黒龍拳アル」ズズズーーー ゴクン ドウ「そうか! はっはっはー!」 ギャァァァアアアアアァァ!!! ドウ「しかし……。」 「やけにうるさい店だな」ゴックン シャオ「ほんとアル」ゴックン 火鍋「ぐおおおお」zzz         ――楽しい夜は過ぎていった。     * 次の日の朝。 火鍋「よし! 特別な修行でもやるか!」 火鍋は、私とドウを河川敷に連れてきた。 火鍋はなんだかキゲンがいいようで、鼻唄なんぞを歌っている。 そして、私とドウを向かい合わせた。 火鍋「5000回記念の修行だ。ドウ、シャオと組み手だ」 ! まさか、もう? 火鍋の『ド根性』とやらが、完成したのか。 ドウを見る。見るからに嬉しそうだ。 いそいそと拳法着のシワを直し、いつもの構えをした。 ドウ「……ふふふふ。はっはっはっは!! ここであったが百年目。今日こそ貴様の拳法を、我が千手八脚拳で打ち破ってくれよう!」ビシッ ふう。まあいい。 こいつがどのくらい頑張ってるか、たまにはみてやろう。 私も、にやりと笑って構えた。 シャオ「ここであったが10年目、アル。こいアル! ハゲ!」 ≫≫≫≫ 最 強 バ ト ル ≪≪≪≪ ドウ・ナットンジャ vs シャオ・ロンパオ 【名前】ドウ・ナットンジャ 【属性】拳法家 【年齢】19 ────────────── 【名前】シャオ・ロンパオ 【属性】拳法家 【年齢】17 ──────────────

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