ふみの世界樹 / 第125話

第九十四話 降伏勧告

【 緋鋼皇國暦1003年 覇竜12年 3月9日 海竜曜日 12:03 七聖学院 講堂 】 『──犯人共に告ぐ。直ちに全面降伏せよ』  |念話水晶《ゲダンク・スフィア》から響いたエドワード少佐の声は、感情を削ぎ落としたように冷たく平坦だった。 『我々は貴様らの要求に応じない。|皇宝具《インペリアル・レガシー》の引き渡しは認められない。そこにいる生徒達よりも、|皇宝具《インペリアル・レガシー》が持つ価値の方が遥かに国家にとって重要である』  講堂の床に座らされた生徒達の間から、細い息が漏れた。 『だが、彼らもまた七聖学院の生徒であれば、優先順位を理解しているはずだ。故に殺すなら好きにしろ。但し、おまえ達も全員──』  誰かが袖口を握り、誰かが隣の手を探した。 『──殺処分する』  ミコトは、胸の前で両手を重ねたまま、声を失っていた。 『これが最後の警告だ。直ちに全面降伏せよ──。……以上だ』  水晶の光が、わずかに揺れた。  講堂に沈黙が落ちる。  その沈黙を、マディアラス・ヴネオンの笑い声が破った。 「はは、ははははははっ。いやはや、実に皇帝らしい。実に、実に、実に、ヴェナリスらしい御高説だ」  ヴネオンは膝を打ち、肩を揺らして笑った。 「だが、そんなはったりが通じると思うかね。こちらには、まだ百に近い人質がいる。貴族の子も、商家の子もいる。彼らを見殺しにして、その親達が、この先も皇家を支えると思うか?」  術士幹部が、何度も相槌を打った。 「皇帝は強がって見せた。それだけのことだ」  水晶の向こうから、エドワードの声が返る。 『聞いての通り、|皇宝具《インペリアル・レガシー》は渡せない。だが、身代金に関して、皇帝陛下は言及されていない。私は交渉を続けようと思う』 「交渉を続けるか否かは、こちらで検討する」  ヴネオンは水晶から目を離し、その金色の目が、講堂に座る生徒達を撫でる。  空気が乱れていた。  泣き出しはしない。叫びもしない。けれど、呼吸が浅くなり、視線が床へ落ち、膝を抱える腕に力が入っている。  つばめが、ほんの少しだけ顎を上げた。  ハリエットは下級生の背中に手を当て、イネヴェアは隣に座るクリスとアディの手を握っている。マリアンナは唇を結び、ミシェルはその横顔をじっと見ていた。  ジークハルト先生は背筋も曲げず、不動を貫いていた。 「ふんっ、落ち着いてやがる」  ヴネオンは鼻先で笑い飛ばすと、仮面の男達を監視に残して、勝手に自室として使っている講堂準備室へと向かった。  しばらく沈黙が続いた。  誰も言葉が出なかった。  ミコトが、ゆっくりと手を上げた。 「……あの」  皆の目が向く。 「ミコトちゃん……」  ハリエットが心配そうに見上げた。 「えーと……、噂通りの|恋愛の女神《アーノウズ》さまの巫女っぽいことを申し上げますね」  震えた声で、ミコトは立ち上がった。 「恋をしている方はいますか」  何人かの生徒が、顔を上げた。 「この人と一緒に生きたい。この人に生きていてほしい。そう思う方はいますか」  オーレリアが、当然とばかりに|頷《うなず》いた。  マリアンナの指が、ミシェルの袖に触れた。  リーゼが、エルマーを見た。  ハリエットは目を伏せ、胸元に手を当てる。 「まだ恋をしたことがない方は、恋をしてみたいという気持ちはありますか」  エインが|頷《うなず》いた。  ウォールが目を閉じた。  ハリスが思案した。  イネヴェアが、胸の前で手を組んだ。  ミコトは、少しだけ息を吸った。 「もし、そういった気持ちがあるのなら、同じ胸の中に、きっとこんな気持ちも生まれていると、わたしは思うのです」  講堂の誰も、動かなかった。 「──こんなところで死ねない、と」  その言葉に、下級生の一人が顔を上げた。 「恋は、人を強くします」  ミコトは天井を見上げた。口許が、音もなく誰かの名を告げた。 「……誰かと一緒にいたい。誰かに生きていてほしい」  目を閉じて、|恋愛の女神《アーノウズ》の巫女は言葉を紡ぐ。 「いつか、誰かを好きになりたい。……そう思えるなら」  恋の真っ只中。乙女は、目を強く見開いた。 「きっとまだ、先へ進めます」  ミコトの手が、胸元で少し震えた。 「その強さを持って、解決できる道を探しましょう」  言い終えた瞬間、ミコトの肩から力が抜けかけた。  つばめがすぐ隣に立った。 「そうね。恋でも、意地でも、食い意地でもいいわ。生きて帰りたい理由が一つでもあるなら、それで十分」  マリアンナが手を叩いた。 「わたし、あります!」  声が明るかった。  不自然なほど明るい。けれど、その明るさに縋るように、数人の顔が上がった。 「美味しいお菓子も食べたいし、ミシェル様ともっとお話もしたいし、まだ着ていない新しい服もあります。だから、こんなところで死ねません」 「……マリアンナ」  ミシェルが笑った。 「それに、ミコトちゃんの言う通りです。恋は、簡単に命を諦めない理由になります」  イネヴェアが、小さく息を吐いた。正門がある方角を見る。 「私は、あの馬鹿にまだ言いたいことがあるもの」  ざわめきが、さっきとは違う形で広がった。  怯えではない。  誰かが深く息を吸う。拳を握り固める。  ミコトは、ゆっくりと座った。つばめが、その背中を軽く叩く。 「よくやったよ、ミコト」 「はい。つばめお姉さま」 【 同日 13:21 七聖学院 北側廊下 】 『あ~、あ~、ヴァン君。ヴァン君。ヴァン・ラドーレ君』  つばめとマリアンナは、仮面の男二人に挟まれて、北側廊下を歩いていた。  マリアンナの手には、|拡声魔導器《メガフォン》がある。 『もしも、この声が聞こえていたら、出て来なさいな。大丈夫よ。怒られたり、痛くしたりしないから』  返事はない。  仮面の男が鼻を鳴らした。 「本当に得意なのか?」 「得意です。ですが、相手にも事情がありますので」  マリアンナは涼しい顔で返した。  つばめが柱時計から視線を外し、廊下の奥を見た。 「少し、お手洗いに行かせてあげて。女の子を長時間ずっと連れ回すつもり?」 「さっさと済ませろ」 「ありがとうございます」  マリアンナが|拡声魔導器《メガフォン》をつばめに託して北側トイレへ入る。  つばめは廊下に残り、|拡声魔導器《メガフォン》を持ったまま、別の方向へ声を飛ばした。 『〔ヴァン君。聞こえているなら、慌てなくていいわ。マリアンナが代わりよ〕』 「おい、何て言ってるんだ?」 「和語で、出てこないとお仕置き。おやつ抜きよって言ったの」  つばめは微笑んだ。  北側トイレの個室で、マリアンナは扉を閉めた。 「ヴァン君」  天井の通気口が、ほんの少し開く。  汚れた顔が覗いた。 「マリアンナ?」 「もう、マリアンナ先輩でしょ」 「マリ先輩」 「だから略すなって……、もういいよ。ハリス君の代わりだから、急いで」 「わかった」  ヴァンは布に包まれた小さなものを下ろした。  マリアンナが受け取る。  |小型魔法人形《ミニ・ゴーレム》。 「はい。こっちはちょっと隠し持てないから、ここに置いておく」  マリアンナは水タンクの蓋を静かに持ち上げ、布包みを沈めるように奥へ入れた。  続いて、革表紙の手帳を下ろした。 「オーレリアの手帳だ」 「うん、確かに」  手帳は、スカートの内側へ滑り込ませる。太腿に巻いてあった細紐に挟み込んで留める。手首に巻いていた髪留めの紐を外して、さらに手帳の上から結んで固定する。 「すごいな」 「ちょっと、見ないでよ」  足音が近付く。 「遅いぞ!」 「あ、はーい!……今、出ます。」  マリアンナは手帳を隠した場所をもう一度だけ確かめ、何食わぬ顔で個室を出た。 【 同日 14:26 七聖学院西側 本部天幕 】  テーブルの上には、いくつもの紙が広げられていた。  学院見取り図。兵員の配置図。爆弾配置の推定図。|禁断の知識神《マドネ》に関する教義や慣習、関連する儀式、過去の事件等に関する資料。  エドワードは、それらを一つずつ確認していた。  その隣にはアルフォンスが立っている。マナとマギも、少し離れた椅子に座っていた。二人とも表情は動かず、口も動かしてはいない。  クラウゼン大隊長も来ていた。  来ないわけにはいかなかった、という顔だった。 「おい、ちょっと待て。そいつらは何だ?」  入口から外を見て、クラウゼンが眉をひそめた。  脇に立つ衛兵の一人が敬礼する。 「懲罰で連れて来た囚人です。これだけの包囲網ですから、仮設トイレの設置は必須でして。穴掘りと設置作業に従事させています」  天幕から少し離れた場所で、二人の男が土を掘っていた。 「あにき、なんでオレ達がこんなことを……」 「ばか、口を動かすな。手を動かせ」 「穴掘りなんて、オレ達の仕事じゃねぇ」 「囚人の仕事に上下はない。働けば飯が出る。これが社会ってやつだ」 「社会って厳しいな、あにき」  クラウゼンが溜息を吐いた。 「なら天幕に近過ぎる。もっと遠くに作らせろ」 「快適より効率を求めたんですけれどね。どっちにしろ衛生は守られるんで……」 「上官に口答えするな。あっち行ってやれ」 「へい、了解」  その衛兵は、|気怠《けだる》げに歩き出した。 「おまえら、それやり直し。あっち行ってやるぞ」 「え~~っ⁉」 「そりゃねえよ」  その時、周囲の衛兵達が一斉に振り返った。  西の街道から、二人の男が歩いて来る。 「なんちゃあ、派手にやらかしちゅうのう」 「それだけ、大事件という話だ」  方言を使う男が、その衛兵に尋ねた。 「ちくと尋ねるが、本部はこっちでえいがか?」 「ああ、すぐそこだぜ。……あんたらは?」  糸目の男が、短く答えた。 「我等、助太刀なり」 【 同日 15:08 七聖学院 講堂 】  |念話水晶《ゲダンク・スフィア》の光が、再び壇上に浮かんだ。  ヴネオンは椅子に座り、頬杖をついている。 「結論は出たかね」 『残りの身代金については、準備を進めている。だが、金貨の量が量だ。輸送にも確認にも時間が要る。全額を揃えるには、後三日の猶予を求める』  ヴネオンは、ゆっくりと瞬きをした。 「三日?」 『そうだ』 「駄目だ。有り得ん」  即答だった。 「二十四時間だ。それ以上は待たん」 『たった二十四時間では、全額の用意は難しい』 「それはそちらの都合だ。こちらは十分に譲歩している」  水晶の向こうで、わずかな沈黙があった。 『分かった。二十四時間以内に、なんとしても残りの身代金は集める』 「よろしい。ならば明日の同時刻だ。それから追加の食糧を用意しろ。三日分だ」  ヴネオンは指を振った。 「遅れれば、一人ずつ減る」  水晶の光が途切れる。 「ボス、逃げたガキが見つかりません」  術士幹部の声に、ヴネオンは片手を向け。 「もう学院にはいないだろう。取り逃がしたガキの一匹なんて、今更どうでもいい。どうせ、こいつらを殺すことになる」  何人かの生徒が、顔面蒼白となった。 「へへっ、その時はオレが叩き割ってやるよ」  戦士幹部が凄んだ。  講堂に、重い息だけが残った。 【 同日 16:12 七聖学院 北側トイレ 】  オーレリアは、便器の蓋に手帳を広げていた。  個室の床には、胸板が開かれた|小型魔法人形《ミニ・ゴーレム》と、つばめが回収した爆弾の|魔導具《マギテク》部品が並んでいる。 「資料を精読して分かったのよぅ。やっぱり犯人達が使っているのは、市販品を改造したものなのよぅ」  オーレリアは小声で言った。 「そうなのか」  天井の少し開いた通気口から、ヴァンが応えた。 「ロイ様の工房で作られているものと、たぶん同系統なのよぅ。起動信号で、扉を開けたり、警報機を鳴らしたり、照明のカバーを開け閉めしたり、|蓄音水晶《クラング・クリスタル》を動かしたりするものなのよぅ」 「爆弾は?」 「起爆装置のスイッチが押されると|火種《ツンダ―》の呪文が発動して、箱の中で固定された|火球の宝石《ジェム・オヴ・フラムボール》を爆破させる仕組みなのよぅ。中継器はなし。同じ回線で、全部に同時命令なのよぅ」 「中継器? よく分からない。|火球の宝石《ジェム・オヴ・フラムボール》って、これか?」  ヴァンは、つばめから預かった深紅の宝石を取り出してみせた。 「それ、危ないから取り扱いに気を付けるのよぅ。火気と衝撃は厳禁なのよぅ」 「うん、解体してる時、姉御……つばめ先生にもそう言われた」  オーレリアは|小型魔法人形《ミニ・ゴーレム》の胸から小さな球体の部品をつまみ上げた。それは金属製の非常に小さな|巻物《スクロール》を何枚も重ねて巻き留めたような代物だった。 「だから、細かく設定を書き換えるのは無理なのよぅ。例え設備がそろっていたとしても、わたしには、まだそこまでの技能はないのよぅ」 「なら、どうする」 「外部から、まるごと起爆装置の命令を上書きするのよぅ」  手帳の上で、細いペンが動く。 「ゴーレム起動用の|魔導具《マギテク》から|制御核部品《コントロール・コア》を抜いたわ。原理は呪文書と同じなのよぅ。術式を写す。設定を写す。命令先を写す」 「手で書くのか?」 「普通なら無理なのよぅ」  オーレリアは、小さく笑った。 「だから、この子を使って自動書記をするのよぅ」  オーレリアは、手帳を閉じ、|制御核部品《コントロール・コア》を広げた。 「原本に宿る文字よ、線よ、色よ、記された形よ」  金属板に書かれた文字を、右手の指先で順に触れて行く。 「我が手の紙へ、誤らず移れ」  一文字、一文字、触れられた|呪文書式《スクリプト》が息づくように、輪郭が光で浮かび上がる。 「筆は走り、墨は倣い、図は図として、文は文として」  左手は、元は爆弾の部品だった別の|金属片《プレート》に触れている。 「意を変えず、形を損なわず、ただ記録の姿を、写したまえ」  順に|金属片《プレート》の上で、僅かな光が輪郭に走る。 「──|文図複写《シュリフトビルトコピー》」  金属板の文字が、そのまま寸分の違いもなく|金属片《プレート》へ記された。 「終わったか?」 「仕上げがまだなのよぅ」 「見張りが来る」 「食料の運搬中に、こっそり抜けて来たから大丈夫なのよぅ」  オーレリアは、唇の端を少しだけ上げた。 【 同日 19:27 七聖学院 講堂 】  夕食。  各自に配られた丸皿には、マッシュ・ポテト、サラダ、焼いたソーセージ。取っ手のついたスープ皿には、いつものロールキャベツ。  黙々と食事を行う人質達。その集団の中で、ハリスが集めた人の輪があった。  その直ぐ傍。イネヴェアは、エイン、クリス、アディと共に、隣の輪で雑談をしている。声が少し大きめだ。ハリスと目が合って、|頷《うなず》きをみせた。  ハリスは|頷《うなず》きを返し、見張りの男達の位置を確認してから、輪の皆に向き直った。少し顔を寄せる。 「作戦は、半ば成功している。ヴァンはもう学院の外に逃げ出したと思われているようだし、全てが順調だ」  ミコトが|頷《うなず》いた。 「爆弾は、これからオーレリアと、つばめ先生がどうにかする」  つばめは、オーレリアから布包みを受け取った。指先で重さを確かめる。 「みんなで集めた情報は、姉さんがエドワード少佐に伝える」  ハリエットが、自分の胸に手を当てた。 「任せて。……でも、ミコトちゃんにも手伝って貰いたい」 「うん、わかった」 「決行はいつ?」  つばめ先生が問う。 「先生達は今から。姉さん達は、爆弾の無力化に成功したら」 「…ぼ、僕はどうしたら?」 「ウォールは俺と一緒に、みんなに作戦の指示伝達。バレないように、一人ずつ、こっそり、少しずつ。今の内に、意志を一つに束ねておく」 「でも、それって勝手に僕たちで決めちゃっていいの?」 「ここに先生がいるじゃない」 「ジークハルト先生は?」 「あの人は、嘘が下手だから報せない方がいいわよ。大丈夫、ジークハルト先生からの指示だって、みんなには伝えちゃって。責任は……、そうねえ。後であたしが謝っとくから」 「……う、うん、それなら……」 「それじゃ少し、準備室へ行ってくるわ。オーレリアちゃん、お願い」 「分かったのよぅ」  つばめは笑って、講堂の準備室──ヴネオンの私室と化した場所へ向かった。 【 同日 19:35 七聖学院 厨房 】  厨房は薄暗かった。  火は落とされ、手伝いの生徒達を先に講堂へ戻し、キャサリンは一人だった。  流し台と入口近くに置かれた|配膳用台車《カート》の上には皿洗いを待つ食器が山と積まれている。  キャサリンは手早く棚を開け、残りの食材と調味料の数を確かめていた。  背後から。 「なあ、飯炊き女」  キャサリンが振り返ると、そこに三人、仮面の男達がいた。  一人は入口の扉を塞ぐように立っている。 「ちょっと付き合えよ」  その内の一人に、腕を掴まれた。 「手を離してください」 「まあ、そうカタいこと言うなって」 「そうさ、ボスだって|修道女《シスター》とお楽しみ中なんだ。オレ達だって、少しぐらい構わねえだろ?」 「つばめ先生が? それは何かの誤解でしょう。いいから離して下さい」 「そうはいかねえな。このままじゃオレ達は皇帝に殺される。ただの小遣い稼ぎで、ほんとついてねえ」 「そうそう、少しぐらいイイ目を見てえんだ」  突然、もう一人の男がキャサリンの口を背後から塞いだ。 「⁉」 「大人しく降参して、おれ達に身を任せた方がいいぜ?」 「へへ、降伏勧告ってやつだ」  もう一人が、キャサリンの足を掴み、調理台の上に押し倒した。 「そうだ、大人しく従え。気持ち良くなれるぞ?」  キャサリンの顔から血の気が引いた。  男の手が、肩の布を掴む。  布が裂ける音がした。

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