Zeφyr(ゼファー) / 第11話

10、もう一人

【【10、もう一人】】  二人で簡単な朝食をとっていると、テーブルの上の蒼のスマートフォンから着信音が鳴った。画面には『大学・学生相談窓口』の文字。 「……大学からだ」  遥陽の表情が、一瞬で警戒の色に変わる。 「出よう」 「うん」  通話ボタンを押す。 『一ノ瀬さん、おはようございます。朝早くにすみません』  電話口の担当職員から、昨日の提出資料を踏まえ、現在警察への相談に向けた具体的な手配が進んでいるという報告を受けた。  そして—— 『一ノ瀬さん。警察の件とは別に、もう一点確認したいことがあります』 「はい」  職員の声が、一段と重くなる。 『例の匿名アカウントから新しいメッセージは届いていますか?』  蒼は通話を繋いだまま、画面を切り替えてSNSアプリを開く。 「……届いてます」  遥陽も横から身を乗り出し、蒼の画面を覗き込んだ。 未読の通知が、深夜から明け方にかけて数件溜まっていた。 『内容を確認していただいて構いません。ただし、絶対に返信はしないでください』 「わかりました」  蒼は通話をスピーカーに切り替え、テーブルに置いた。 震える指でDMのトーク画面を開く。  一通目。 『遥陽は昔から変わらないね』  二通目。 『中学のときもそうだった』 「……っ」  遥陽の顔色が変わる。蒼が次のメッセージを開いた。 『遥陽は覚えてないと思うけど』 『中二の夏休み、二人で海に行く約束したのに遥陽は来なかった』 「…………え?」  遥陽が固まった。信じられないというように、画面を見つめている。 「これ……」 「遥陽……覚えてるの?」 「……覚えてる。間違いない……」  遥陽の顔から血の気が引いていく。 「久世だ……」  中学二年生の夏休み。二人で海へ遊びに行く約束をしていた。しかし当日、遥陽は突然の高熱を出してしまい、どうしても行くことができなかったのだ。 「俺……朝一番で、久世の家に体調崩したって電話したんだ……」 「…………」 「他のクラスの奴らも、高校の奴らも……絶対知らないはずだ」  スピーカー越しに大学職員が尋ねる。 『高橋さん。その出来事を知っている可能性のある人物は、他に誰かいますか?』 「……家族と、久世本人……それだけです」  さらに、次のメッセージが画面に表示された。 『あの日、僕はずっと待ってたのに』  遥陽が息を呑む。 『遥陽はいつもそう』 『僕がどれだけ待ってても、最後は別の人のところへ行く』  そして——最後のメッセージ。 『今度は、蒼なんだね』  部屋の中に、重い沈黙が落ちた。 「…………」  蒼が静かにスマートフォンを伏せた。 スピーカーの向こうで、職員が慎重に言葉を選ぶ。 『高橋さん、一ノ瀬さん』 「はい」 『このメッセージの内容だけを見れば……送信者は久世さん本人である可能性を強く疑わざるを得ません』 「……はい」 『ですが——』  僅かに間が開く。 『それが、難しい状況になりました』 「……どういうことですか?」  遥陽が身を乗り出す。 『今朝、久世さんには改めて大学へ登校してもらい、現在別室で職員二名立ち会いのもと、聞き取り調査を行っています』 「はい」 『調査の開始前に本人の同意を得て、久世さんのスマートフォンおよび通信端末をすべてお預かりし、操作履歴や通信ログを確認している最中です』  遥陽の眉根が寄る。 『そして……少なくとも今うかがった、一ノ瀬さんに届いた一連のメッセージの送信時刻——』  職員が手元の記録を確認する音がする。 『久世さんは、まさに職員と対面して面談を行っている最中でした。端末には一切触れていません』 「…………っ!?」  蒼と遥陽が、思わず顔を見合わせた。 「……予約投稿とか、そういう仕組みじゃないんですか!?」  遥陽がスマホに向かって声を張る。 『もちろん、自動送信や予約投稿、あるいは第三者への委託や別端末の存在など、可能性としては排除できません。現在システム担当も含めて詳細を調査中です』 「…………」 『ただ……もう一つ、不可解な点があります』 「何ですか」 『久世さん本人は……』  職員の声が僅かに低くなる。 『この匿名アカウントについて、昨日に引き続き「絶対に自分ではない」と明確に否定し続けています』 「でも……!」  遥陽がスマホの画面を指さす。 『あの日、ずっと待ってた』 「この記憶は……久世と俺しか知らないはずなんです!」 「じゃあ……誰が……?」  蒼が震える声で呟く。大学職員は断定せずに答えた。 『その点も含め、本日警察へ提出する資料に盛り込み、専門の捜査機関と連携して確認を進めます』  大学。午前中。  蒼と遥陽は再び学生相談室へ向かった。そこで二人は、さらに不可解な事実を告げられることになる。  担当職員が、慎重な表情で説明を始める。 「久世さんに、今朝一ノ瀬さんに届いたメッセージの文面について、事実関係の確認を行いました」  遥陽が身を乗り出した。 「久世は何て言ったんですか!? 中学の海の件です!」 「……久世さんは、それが紛れもない事実であると認めました」  蒼が遥陽を見る。 「やっぱり……」 「ただ……久世さんは、こうも言っています」  職員が手元の聞き取りメモを読み上げる。 『確かに昔、遥陽と海へ行く約束をした』 『遥陽が熱を出して来なかったのも事実だ』 『自分があの日、一人でずっと待っていたのも本当だ』  そして—— 『でも……その話を、僕から直接聞いて知っている人間が、もう一人いる』 「…………っ!?」  遥陽が言葉を失った。 「誰……ですか」 「当時、久世さんが頻繁に相談を持ちかけていた人物だそうです」 「相談……?」 「高橋さんについての相談、です」  遥陽の表情が曇っていく。 中学時代。自分が蒼と出会うよりも前の出来事だ。 「誰なんですか、それ……!」 「久世さんは現在、その人物の氏名や関係性について調査員に話している最中です」 「…………」  職員は淡々と続けた。 「さらに……この匿名アカウントについて……久世さん自身が、かなり以前からこのアカウントの存在を認識していた可能性があります」 「え……?」 「久世さん本人は『自分もこのアカウントに監視されている』と主張しています」 「…………っ」  今まで蒼は、『自分が撮影され、見られている』のだと思っていた。そして、自分と遥陽の関係そのものが執拗に監視されているのだと。  しかし、久世までもが? 「……どういう意味ですか?」  蒼が尋ねる。 「現在、久世さんの証言の信憑性も含めて精査中です」  職員は慎重な姿勢を崩さなかった。 「現時点で我々から確実なお話はできません。ですからお二人とも……これ以上は絶対にご自身で犯人探しを行わないでください」 「……わかりました」  遥陽が静かに頷いた。  相談室を出ると、二人は静まり返った廊下を並んで歩いた。 「…………」  遥陽は眉間に深いしわを寄せ、じっと考え込んでいた。  蒼は横顔を覗き込む。 「遥陽」 「ん?」 「また……『全部自分のせいだ』って考えてるでしょ」 「…………」  図星だったらしい。 「……ちょっとだけな」 「だめだよ」 「はい」  蒼がほんの少しだけ口元を緩める。 「素直だね」 「昨日、泣くまで怒られたからな……」 「怒ってないよ」 「でも……」  遥陽が足を止め、蒼をまっすぐに見た。 「一個だけ……気になってることがある」 「なに?」 「今朝のメッセージ……」 『僕がどれだけ待ってても、最後は別の人のところへ行く』 『今度は、蒼なんだね』 「もし……もしこれが本当に久世本人じゃないのだとしたら」 「うん……」 「このメッセージを送ってる奴は……」  遥陽の声が低く沈む。 「久世が俺に向けていた歪んだ感情を、全部知ってる奴だ」 「…………」  しかも、中学時代から。久世が遥陽へ抱いていた執着を知っている第三者。そしてその人物は今、標的を蒼へと変えて追い詰めている。 「…………」  蒼も足を止めた。  ふと、今朝目が覚めた時、眠る遥陽の隣で自分が考えていた言葉が胸に浮かぶ。 (僕……もう遥陽のこと、好きなのかな)  もし……匿名の『誰か』が。自分と遥陽の関係性が深まり、変化していくたびに反応して攻撃を強めているのだとしたら。 「……遥陽」 「ん?」  蒼は一瞬だけ迷った。けれど、そっと遥陽のシャツの裾を掴んだ。 「……今日も」 「うん」 「……一緒にいて」  遥陽の険しかった表情が、すっと柔らかくなる。 「いるよ」  迷いのない即答だった。 「今日はもう、絶対にお前のそばから離れねえ」 「講義はちゃんと行ってね」 「……こんな状況で講義?」 「単位落とすよ」 「蒼ってさ……こういう緊迫した時だけ急に現実的になるよな」 「大事なことでしょ」 「はいはい、わかりましたよ」  遥陽が呆れたように笑う。そして、自分のシャツの裾をきゅっと掴んでいる蒼の手元へと視線を落とした。 「…………」 「なに?」 「いや……」  遥陽は愛おしそうに目元を和ませた。 「なんか……すごく嬉しいなって」 「…………っ」 「蒼の口から『一緒にいて』って言ってもらえるの……すごく嬉しい」 「……事件があって怖いからだよ」  咄嗟の照れ隠しだった。けれど、口にしてから蒼自身が気づく。  本当に、怖いから『だけ』なのだろうか。 「…………」  遥陽はそれ以上、追及してこなかった。 「そっか」  ただ優しく笑って、蒼の歩幅に合わせてゆっくりと歩き出す。  蒼はその頼もしい横顔を見つめながら、胸の奥で、さっきよりもずっとはっきりと自分の答えを自覚していた。  怖いから遥陽と一緒にいたい。……それも本当。でも、仮にこの事件が解決して、恐怖がなくなったとしても。  【【僕はきっと——遥陽と一緒にいたいのだ。】】  蒼と遥陽がそれぞれ講義へ戻ったあとも、学生相談室では久世への聞き取りが続けられていた。  その頃、空き教室へ移動していた遥陽のスマートフォンが小さく震えた。画面には『学生相談窓口』の文字。 「……はい」 『高橋さん、少し至急で確認したいことができました』  電話口の担当職員の声は、先ほどにも増して重かった。 「……誰か、わかったんですか」 『久世さんが高橋さんについての悩みを相談していた相手の名前が、判明しました』 「…………」  遥陽の表情から余裕が消えた。 「……誰ですか」  一拍置いて、職員が静かにその名を口にした。 『《《最| も》》《《上| がみ》》《《健| けん》》《《吾| ご》》さんという方です』 「…………」  遥陽は言葉を失った。  最上健吾。  その名前は、聞き覚えがあるないどころか—— 「……今でも……普通に連絡取ってる奴です」 『現在も……ですか?』 「はい……」  遥陽は信じられない思いでスマートフォンの画面を見つめた。  健吾。 中学時代からの親しい友人。久世と同じ中学の出身だ。 高校は別々になったものの、卒業後も疎遠になることはなく、大学に入ってからも数ヶ月に一度は連絡を取り合っていた。 たまに居酒屋で酒を飲む間柄で、つい先月にも—— 『夏休みに入ったら、久しぶりに飲もうぜ』  そんな軽いLINEを交わしたばかりだった。 「……待ってください」  遥陽は強く眉根を寄せた。 「健吾が……? あいつ、久世とそんなに仲良かったっけ……」 『久世さんの証言によれば、中学生時代からずっと、高橋さんとの関係に苦しんでいた久世さんにとって、唯一打ち明けられる相談相手だったそうです』 「俺について……?」 『はい』  遥陽の胸の奥に、嫌な重さが沈んでいく。 『久世さんは当時、最上さんに対して頻繁に『高橋が自分から離れていく気がする』『自分以外の友達といる時の方が楽しそうだ』と焦りを吐露していたようです』 「…………」  さらに、職員は続けた。 『例の『海の約束』についても、久世さんは高橋さんからキャンセルの連絡を受けた当日のうちに、最上さんに事の顛末を話していたと証言しています』  ——だからか。  海の件を知っている人間が、久世以外に『もう一人』存在した。 「……健吾が……」  遥陽の口から、乾いた呟きが漏れる。 『そして——』  職員の声が、一段と慎重なトーンを帯びた。 『ここからが、非常に重要になるのですが』 「はい」 『久世さんによれば、高校へ進学した後も、一ノ瀬さんに関する出来事を最上さんに相談し続けていたそうです』 「…………」  遥陽の顔から完全に血の気が引いた。 「……蒼のことまで……?」 『はい』  高校一年の入学式の日。遥陽が一ノ瀬蒼という少年に一目惚れをしたこと。 二年で奇跡的に親友になれたこと。 登下校を共にするようになったこと。そして……久世自身が、遥陽の視界から完全に追いやられたと感じて苦しんでいたこと。 『久世さんはそれらの経緯を、かなり克明に最上さんへ話していたと』 「…………」  遥陽はぐらりと体勢を崩し、冷たい廊下の壁に背中を預けた。  そして—— 記憶の引き出しから、ひとつの出来事が不吉な音を立てて引っ張り出される。  高校二年の夏。 久しぶりに健吾と街で会った時のこと。 『あの一ノ瀬って奴とは、うまくやってんの?』  唐突にそう聞かれた。 当時の遥陽は、何一つ疑いもしなかった。 あぁ、誰かから聞いたんだな、ただそう思い、それどころか大好きな蒼のことを聞かれたのが嬉しくて、鼻高々に語ってしまったのだ。 『めちゃくちゃ仲良くなったよ』 『もうほぼ毎日一緒にいる』 『あいつ、ほんと面白くてさ』  自分から。ベラベラと。嬉しそうに。 「…………っ」 『高橋さん? 聞こえていますか?』 「……すみません」  遥陽は強く目を閉じた。 「……俺も健吾に、自分から蒼の話をしてました」 『どの程度の内容ですか?』 「昔から、かなり詳しく……」  胸のざわめきが、急速に大きな動悸へ変わっていく。 「最近も……」  口が止まる。  最近。 つい数ヶ月前。 健吾と二人で飲んだ時の記憶。 そこで、酒が入った勢いで恋愛の話になったのだ。 『お前、まだ高校の時の一ノ瀬のこと好きなの?』  半ば呆れたように笑われ、遥陽は胸を張って答えた。 『好きだよ。全然諦めてねえし』 『大学も一緒なんだ』 『今でもほぼ毎日隣にいる』 『たぶん俺、一生あいつのこと好きだわ』  そこまで。隠さず全部。口にしていた。 「…………」  遥陽の手先が冷たくなっていく。 「職員さん……」 『はい』 「健吾は……」  言葉が重く絞り出される。 「俺と蒼が……今でもどれだけ近くにいるか……全部知ってます」  その後、蒼も学生相談室へ呼び出された。  室内には、すでに遥陽が待っていた。その顔は固く強張り、ひどく疲れていた。 「遥陽……?」 「蒼……」 「なにか、新しいことがわかったの……?」 「……うん」  遥陽は声音を震わせながら、順を追って説明した。最上健吾という男のこと。 中学時代からの友人であり、久世の秘密の相談相手であったこと。そして、今この瞬間も自分と連絡を取り合っている存在であること。 「…………」  蒼は何も挟まず、静かにその言葉を受け止めた。 「遥陽……最近も、その人と会ってたの?」 「数ヶ月前に……」 「その時……僕の話、した?」 「…………した」  遥陽が自嘲気味に、苦しそうに唇を歪める。 「普通に……ベラベラと」 「どんな話?」 「……俺が、まだ蒼のこと好きだって話」 「……っ」  蒼の頬が少し赤くなる。けれど、今はそんな反応に構っている場合ではなかった。 「大学でも一緒だって話もしたの?」 「うん……ほぼ毎日会ってるって」  そして、遥陽は重い口を開いた。 「最近、蒼が大学で結構モテてて困るって話も……した」 「…………」 「まだ藤原たちの事件が起きる前だったから、あいつらの名前は出してない。でも……」  遥陽は膝の上で拳を握り、深く俯いた。 「蒼の普段の生活リズムが透けて見えるくらい……俺が、俺自身の手で情報をあいつに渡してたんだ……」 「遥陽」 「俺……っ、自分の口から蒼を危険に晒し——」 「それは違うよ」  はっきりとした声が、遥陽の自責を遮った。  遥陽が顔を上げる。 「友達に好きな人の話をするなんて、ごく普通のことじゃない」 「でも……っ」 「普通だよ」  蒼はまっすぐに遥陽の瞳を見つめ、はっきりと言い切った。 「その情報を悪用して僕たちを追い詰めてる奴がいるなら、悪いのは全部そいつだよ」 「…………」 「遥陽は何も悪くない」  遥陽は言葉を失い、蒼の揺るぎない眼差しを見つめ返した。 「……うん」  今度は、いつものように一人で罪を背負い込もうとはしなかった。 「……わかった」  大学側はすぐに、最上健吾についても調査を始めることになった。  しかし——久世、東、そして最上。名前が増えるほど、状況は複雑になっていく。 「お二人とも、今日はもうこれ以上、犯人探しをしないでください」  担当職員から強く念を押された。 「心理的な負担が限界を超えています。今日はもう帰宅して、できる限り『普通の学生生活』を送るよう努めてください」  確かにその通りだった。ここ数日、朝起きてから眠りにつくまで、頭の中は匿名アカウント、過去の執着、監視の影——そんな暗いことばかりで占められていた。  蒼は少し躊躇ってから、口を開いた。 「あの……」 「はい?」 「午後の講義、行きたいです。行っても構いませんか?」  蒼の言葉に職員は戸惑いながらも承諾した。 「ありがとうございます、よろしくお願いします」  遥陽も深く息を吐き出し、立ち上がった。 「引き続き、よろしくお願いします。失礼します」

運営おすすめ

週間ランキング

全ランキング

反応スコアランキング

もっと見る

PV・ブックマークランキング

もっと見る

更新された連載作品

すべて見る
読み込み中…

新着短編

すべて見る
読み込み中…

作品一覧

読み込み中…

作品ダッシュボード

作品全体の公開状況と、読者からの反応をひと目で確認できます。

作品パフォーマンス

選択期間のPVが多い順

上位5作品
ライブラリ

作品の公開状況と構成

最近の更新

最後に編集した作品

要チェック

公開前に確認したい項目

プレビュー
読者に表示される見た目

表示設定

文字サイズ
100%
背景色
縦書き表示
リッチモード
目次
読み込み中…

キーワードを入力して作品を探しましょう

アクセス解析
アクセス解析データは 5分おき に自動更新されます
読み込み中…
ランクイン記録
通知
通知はありません
地形ブラシ
25
スタンプ
ツール
装飾
表示
100%

世界地図

100%

REACTION SCORE

反応スコアの内訳