鯣烏賊 / 第87話

part.1に登場した通常武装たち

名前だけでも登場していたり、「実はこんなも使ってました」っていうものまで紹介しています。
【背反柄】 ベロキの使用する刃武装の柄。 柄の上下にそれぞれ別の刃武装を搭載することができ、人位のタイミングで変更できる。 表記上の効力よりもやや低下した機能の刃武装を搭載してしまうが、それでもその利便さから使用者が後を絶たない。 また、対となる剛刃柄よりも値段が安く扱いやすいことから、教育現場にも使われる。 【剛刃柄】 筆者が描写していたか否かはともかく、ミクロが使用していた刃武装の柄。 シロ戦後半で出てきた2本目のファルシオンも剛刃柄である。 背反柄とは違ってひとつの武装しか搭載できないが、その刃武装は強靭で、機能が強くなる。 値段が高く、重量級であることから、背反柄に慣れた討伐者が使うものとして浸透している。 【ファルシオン】 軽量で切れ味が良く、扱いやすい長さの刃武装。 刃武装どころか、世界中のあらゆる武装のなかで最も使用者が多い。 刃は決して厚くないが、縦向きに食い込ませるにはうってつけの形状になるよう作られている。 しかし技量が足りない人物では、刃を食い込ませる中で刃が折れてしまうこともある。 全長1メートル程度。 破損した場合の再使用時間は30秒。 【トマホーク】 やや重量級の、耐久力特化の斧。 切れ味が優れているわけではないので、「切る」と言うよりも「叩き折る」ようにして使う。 非力な人物でも使いやすいので、背反柄で他の何かの刀武装と併用される。 両側におうぎ形の刃が生成され、片方は大きく「主刃」、もう片方が小さい「副刃」。 攻撃力よりも、その耐久性こそが最大の武器であり、半端な威力の攻撃ではビクともしない。 全長1.6メートル程度。 破損した際の再使用時間は2分。 【カットラス】 ファルシオンと双璧をなす初心者向け武装。 ファルシオンが攻撃力を保有しているのに対して、このカットラスは耐久力特化。 切れ味はなんとか実用的な範囲に留まっており、せいぜい指す程度でしか攻撃できない。 全長1メートル程度。 破損した際の再使用時間は1分。 【トライデント】 使用する際は柄が伸びる、槍型武装。 初期のベロキは何の気なしに使っていたが、切れ味耐久力ともに最底辺の刃武装。 世間からの評判が極めて悪く、一時は廃盤の危機にまで追い込まれた。 しかし、漁師たちから「銛」として便利であると熱烈な指示を得ており、そのおかげか売上も好調。 全長1.5メートル程度。 破損した際の再使用時間は30秒。 【レイピア】 突き特化!攻撃力特化!の文言で売り出された刃武装。 ユーザーからの評判はスピア以下であり、ホームページのレビュー欄には「なぜこんなものを作った」「任務の死亡率と危険度をはね上げるゴミ」「廃盤希望!!!」などとの低評価多数。 まだ発売されてから数年の新しい武装であるが、廃盤確実と見られている。 尋常ではない腕力で衝撃波を発せば攻撃力が高い(ベロキ談)。 全長1メートル程度。 破損した際の再使用時間は1分。 【ヘビー・イカリ】 船のイカリをモチーフに設計された刃武装。 レイピアのように柄を伸ばして使用する。 トマホークを優に超える重量と耐久性を持ち、そのあまりに突き抜けている強度をフルに活用した打撃戦法がセオリー。 イロモノ枠であることには違いないが、使用者もそれなりに存在している。 全長1.3メートル程度。 破損した際の再使用時間は10分。 【ツーハンデットブレイド】 全長が極めて長い両刃剣。 ベロキの体躯には合わず、使用はおろか検証すら断念した。 おそらく今後も登場しないと思われる。 全長1.8メートル程度。 破損した際の再使用時間は2分。 【打首刀】 「鞘」と「刃」がセットで発売されている刃武装。 日本の刀をモチーフとしているが、鍔はない。 あらゆる刃武装の中で最も優れた切れ味を保有しているが、耐久度は最低。力加減を少し間違えるだけで根元から折れてしまう。 しかし極めればどんな鱗や甲殻も一刀両断にできる凄まじいポテンシャルを秘めており、一定の層から支持を受けている武装である。 全長1.5メートル程度 破損した際の再使用時間は1分。 【マチェテ】 ナイフのような武装。 地味な仕事をする隊員や討伐者に使用されるため、一般的知名度は低い。 とにかく切れ味に優れていて、その1点に置いては他のナイフ武装を大きく凌駕する。 しかし、それなりに壊れやすいという欠点も持つ。 またメーカーが「ポケットに護身用具を!」の売り文句で売っているように柄が10センチ程度しかない。 一般販売も許可されており、キャンプ用具として持ち歩く場合もある。 全長は20センチ程度。 破損した際の再使用時間は10秒。 【定型火薬《シェイプニトロ》】 威力は上、中、下で選び、選択することで爆発の機能を行使する火薬武装。 下は爆破で鉄のドアを破る程度の威力。 中は小型怪獣を一撃で倒せる程度の威力。 大は大型怪獣にも通用する威力がある。 コスモの負担が大きく、大型の事務所では「爆弾担当」のみの募集がかかる事もある。 利点は、威力の段階が3つしかないので、とにかく連携が取りやすいこと。 大型怪獣の出現時に、大人数が連携をとりながら使うことが多い。 再使用時間を必要としない。 【不定形火薬《フリーニトロ》】 自由にコスモを込めることができ、威力は込めるコスモの量に比例する火薬武装。 それ故に汎用性も高く、定型火薬《シェイプニトロ》よりも使用人口が多い。 使用者が自由に威力を決めることができる、という唯一無二の魅力があり、ソロで爆弾武装を運用している人は大抵「不定形火薬《フリーニトロ》」を使っている。 腕に爆弾をまとわせ、起爆時間ピッタリにパンチをすることで爆発攻撃をする神業で戦っている場合もある。 再使用時間を必要としない。 【シールド】 コスモの板を生成する武装。 板の強度は非常に高く、中型怪獣の猛攻を防ぐこともできる。 シールドを使わない命知らずな討伐者はおらず、誰のスロットを見ても搭載されている場合が多い。 再使用時間は生成した板の大きさや厚みによって変動する。 【パワーシールド】 シールドの強化版。 シールドよりも込められるコスモの最大値が多いため、強度や厚みをさらに盛ることができる。 コスモ耐性が高い討伐者は、シールドではなくパワーシールドを使用することが多い。 再使用時間は生成した板の大きさや厚みによって変動する。 【ミラーシールド】 まるで薄い膜のようなシールドを生成する武装。 幕が受けた衝撃を反対側へ「返す」ことができ、事実的なカウンターを可能にしている。 使いにくく、また、幕を破られてしまうとシールドとしての機能を失ってしまうという欠点もある。 しかし要求コスモが少なく、コスモ耐性の問題でシールドを使用できない討伐者が用いることもある。 何を隠そう、ベロキもそのひとり。 再使用時間は生成した板の大きさや厚みによって変動する。 【エアウォーク】 靴裏から柔らかな衝撃を発することで、空中を歩くことができるようになる武装。 移動手段の他に、これを垂直に使い続けることによる位置上昇、空中に立ち止まるなどの用途もある。 再使用時間を必要としない。 【タランチュラ】 手からロープを生成する武装。 ロープの端はまるで接着剤のように様々なものに張り付くことができる。 生成する最大量や強度の限界は、個人のコスモ耐性に依存している。 やりようによっては棘のように生成したり、無理やり武器のように使うこともできる。 再使用時間は必要としない。 【ガントレット】 完全オーダーメイドの武装。 0から設計してもらえる訳ではなく、それぞれのパーツの部分を好きに選んで購入することが出来る。 その性質上、注文を承ってから該当の武装を生産するため、実物が手元に届くまで数週間のラグがある。 「核部」「外装甲」「噴出機」「発散機」「中繋ぎ」の5つのパーツを自由に選択できる。 また、「核部」「外装甲」のみでの使用ならばコスモ制御装置に接続して使用する必要がなく、単に頑丈なプロテクターとしても使用可能。 ミクロやディランがこの手法を使っている。 左右の手の篭手にそれぞれ別の「噴出機」と「発散機」をつけることは可能。 さまざまなメーカーが発売しており、メーカーにおいて特性や作り、後述の加速や発散、強度や重量が大きく変わってくる。 性能をフルで扱いきるためにはら単なる技量以外にも、体術の心得が必要。 『核部』 コア。 ガントレットの機能の基盤を担う部品。 もっと言ってしまうと手袋。 一見ただの手袋に見えるが、普通の手袋よりも ・強度が異常に高い ・水や火に強い ・外部からの衝撃をほとんど吸収する ・伸縮性が高い などの特徴を持ち合わせている。 モデル種類も特になく、メーカーの差異もほとんど無い珍しい部品。 『外装甲』 アタッチメント。 核部の外側に取り付ける大きな部品。 大概は軽量化した圧縮コスモで作られている。 黒までは圧縮されておらず、大体は青か紫の圧縮コスモである。 「高可動タイプ」 手袋の関節がない部分にのみ装甲を取り付けているタイプ。 最も軽量で扱いやすく、体の動きを阻害しない作りになっている。 その反面、大型怪獣に太刀打ちできるような高火力の発散機をつけることができないため、サブのアタッチメントとして使われることが多い。 ミクロやトケラなどが使っている。 「高耐久タイプ」 高可動タイプの対となる外装甲。 肘、手首、指の可動域がやや制限されてしまう(デフォルトですこし曲げるような形になる)のだが、耐久度は段違い。 主に重量急の噴出機や、高火力の発散機で運用することを前提に設計されており、メーカーによってはこれらのものを一緒に購入することで1割程度の割引をしてもらえる。 腕に負荷のかかるディランが愛用している。 『噴出機』 スチームメーカー。 外装甲の外側につけるもの。 噴出口から大量の蒸気を噴出する。 蒸気の強力な推進力で、腕自体の動きや体全体の動きを"加速"させ、発散機での攻撃に繋げることを目的とする部品。 最も重量がかかるため、外装甲の種類が高可動タイプの場合はつけられるものとつけられないものがある。 コスモを使用するスチームメーカーを動かす際なので、コスモ耐性によっても使用可能かの是非が問われる。 「制御タイプ」 数少ない"高可動タイプの上に噴出機をつけるユーザー"に最も人気なモデル。 イレギュラーではあるが目的は"加速"ではなく、体の動きの"制御"にある。 タランチュラやエアウォーク等で空中に浮いた場合や、フリーハンドで体の向きを変えたい場合に有用。 全モデル中最も搭載された噴出口の数が多く、威力の制御も自由が効く。 「加速重視タイプ」 全ての噴出機の中で最も強力な威力を持つ。 発散機なしの加速のみでのパンチでも、怪獣と張り合える威力を出せる代物。 向きの制御や精密動作性をフル無視し、単純なる加速のみに焦点を置いたモデル。 発散機の威力を最も底上げしてくれるが、バランス管理が難しかったり、体の強度によってはそもそも使用不可能(腕がもげるよ!)などと制約も多い。 そして、作りが単純明快なため重量がある。 「圧縮解放タイプ」 スチームを1秒程度「圧縮」し、発散させることで加速タイプとはまた違う形でと急加速を実現させたモデル。 連打に向かないため扱いにくいが、後述の発散機の性能を最大限に引き伸ばすことができるモデルである。 『発散機』 リジェクター。 ベロキの持つ「鍵《シュリュッセル》」に搭載されている「排撃《リジェクト》」の前身的存在である。 一般的な武装でも破損せずに耐えられるくらいの威力に抑えられているが、それでもバズーカなどの砲撃を遥かに上回る威力を気兼ねなく出すことができる。 仕組みが複雑であり、新たな生産ラインを敷くことが極めて困難である理由から、とある1社の独占市場になってしまっている。 "ガントレット:バースト"はこれである。 『中繋ぎ』 コネクター。 発散機と噴出機を繋ぐためだけの部品。 こちらは仕組みが単純なので、様々なメーカーで生産されている。 メーカーやモデルでの差異はない。 【ホバーボード】 "スケートボードで空を飛びたい!" という少年の夢を詰め込んだキャッチコピーで発売されている補助武装。 武装とはいえ一般販売も許可されていて、自転車にとって替わる移動手段として流通している。 作者は某バック・トゥ・ザ・なんちゃらのものをイメージして描いているため、印象はそれに近い。 【ハイパー・バズーカ】 リンの使用していた「|変化させて《ファンクション》」....................の、素体。 「|変化させて《ファンクション》」から関数に基づいた脳力を排除し、出力をやや下げたものであると述べればわかりやすい。 速射と溜めの2種類の攻撃方法があり、溜め攻撃の最大出力を行使したあとは再使用時間《リキャストタイム》を挟む。 通常のバズーカでも「ハイパー」の名を持つ通り、中型怪獣程度なら一掃できる火力を持つ。 【弓】 パキケの使う「|蒼く光る尾《アステロイド》」....................の、素体。 「|蒼く光る尾《アステロイド》」から「|追う矢《アルテミス》」と「|貫く矢《オーディン》」の機能を排除したものと述べればわかりやすい。 通常は怪獣討伐に使うものではなく、漁師が生物を狩るために使う武装である。

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